10.4 GPIO

GPIOとは

GPIOは、「General-purpose input/output」の略で汎用的な入出力インタフェースのことです。

Raspi に実装されている 40 本のピンヘッダから GPIO を利用することができます。

CHIRIMEN Raspi、Raspi Zero では Raspi が提供する 40 本のピンヘッダのうち、下記緑色のピン(合計 17 本)が利用可能です。CHIRIMEN micro:bitではこちらのページに記載されている端子が利用可能です。

Raspiやmicro:bit の GPIO 端子は、GND 端子との間に、0V もしくは 3.3V の電圧を印加(出力)したり、逆に 0V もしくは 3.3V の電圧を検知(入力)したりすることができます。LED は数 mA の電流を流すことによって点灯できる電子部品のため、印加する電圧を 3.3V(点灯)、0V(消灯) と変化させることで L チカが実現できるのです。

詳しくはこちらのサイトの解説などを参考にしてみましょう。

Raspberry Piのピン配置図

Raspi PIN配置図

Raspverry Pi Zeroのピン配置図

Raspberry Piの端子と同じ配列です。

micro:bitのピン配置図

micro:bitのI端子

プルアップ(PU)、プルダウン(PD)

GPIOポートを入力モードで使用する場合、ポートが解放状態(電気的に切り離されている状態)のときに設定される値があります。 プルアップは1、プルダウンは0になります。 Raspberry Piのピン配置図に書かれているPU,PDがその設定値です。micro:bitではすべてプルダウンに設定されていますが、GPIOポート初期化時にプルアップに設定することもできます。